おはようございます。 先日起こったGoogleの大規模障害、困ったものです。
アクセスできなかったのは一昨日の夜ですが、昨日の朝にお送りしたニュースレターも到達率が異常に低くなるなど、影響を受けました。昨日の版を見られていない方はこちらをご確認ください。
なお、Gメールをお使いの方は「プロモーション」タブから「メイン」タブにドラッグしていただくようにすると、Google側も徐々にメインタブに配信してくれるようです。
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多くのメーカーと同様、Appleも中国での生産拠点に大きく依存している。彼らはそこから脱却しようと努力しているが、簡単には行きそうにない。
台湾の受託メーカー、ウィストロンはインドのナラシプラに工場をおき、iPhoneの製造などにあたる。
この工場で先週土曜日に「給料が払われていない」として暴動が起き、備品やオフィス、自動車が破壊された。約100人が警察によって拘束され、その後釈放されたという。
ウィストロン側は暴徒について「身元不明で目的は不明」とコメント。
インドのモディ首相は「Make in India」キャンペーンを2014年より展開、その参加に熱心だったのが台湾メーカーだ。フォックスコンも2015年に50億ドルの投資を宣言。
中国においては、従業員による大規模な抗議活動は比較的珍しい。労働者の権利が侵されていると指摘されることは多いにも関わらずだ。
一方、インドの労働者はより権利を主張する傾向がある。こうした違いにより、潤沢なインドの労働人口をあてに進出した企業は、しばしば対応を迫られることになる。
日経によると、iPhoneの需要は来年、大幅に膨らむ見通し。背景にあるのは「5G」対応機種の発売だ。生産計画は前年比30%増の最大9,600万台(2021年上期)と取引企業に伝えられているという。
Strainer
リノベ物件のマーケットプレイス「カウカモ」を展開するツクルバ。
先日の1Q決算で、売上は前年比18%減の3.71億円、営業損失は0.5億円という結果だ。損益だけを見ると「苦しそうだな」と思う人が多いかもしれない。
しかし、何事も肝心なのは「中身」だ。宝くじを当てて一生遊んで暮らそうという人に「仕事がないんだな。可哀想に」とは思わないだろう。
ツクルバの場合、着実に積み上げているもの。それは将来買い手となるユーザー基盤である。カウカモの会員MAUは足元で5.4万人。前年比で1.5倍へと拡大している。
もちろん、獲得したユーザーに実際に物件を買ってもらえなければ、収益成長は見込めない。しかし、その点でもツクルバは着実に歩を進めている。
それでは、なぜ売上高が減収になっているのか?その理由は昨日解説したので、関心ある方はぜひチェックしていただきたい。
ドイツのスポーツ用品メーカー、アディダスが「リーボック」の売却を検討している。
リーボックは英国発のスポーツ用品ブランドで、1900年創業のJ・W・フォスター社がルーツにある。
1958年に社名をリーボックに変更。語源は動物「ガゼル」のアフリカ現地名である。1986年にはスポーツ用品ブランドとして米国トップの売上を達成するなど、アメリカ市場でのポジションが強みだった。
その後はナイキが強さを増し、欧州系のアディダスが対抗策として2005年にリーボックを買収。総額38億ドルという巨額のディールだった。
それから15年。アディダスはグループ全体として拡大を続け、売上高236億ユーロに拡大した。そのうちリーボックは17億ユーロ占めるが、成長しているとは言えない状況だ。
リーボックの売上は北米向けが4.9億ユーロ、欧州向けが4.7億ユーロ、アジア太平洋向けが3億ユーロといった構成だ。
アディダスがリーボックを売却するなら、誰が買い手になるだろうか?北米市場に参入するためといった目的は考えられる。
もっとも、アディダスはまだ売却を決めたわけではない。意思決定は2021年3月10日までにアナウンスするという。
足元の業績は芳しくないように見えるが、アディダスはリーボック事業を2018年に「プロフィットゾーン」に改善したとアピールする。2019年には成長路線にも回復したらしい。北米市場では前年比二桁の増収で、会社全体としては2%の増収だそうだ。
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