損益だけを見て判断してない?
Strainer
リノベ物件のマーケットプレイス「カウカモ」を展開するツクルバ。
先日の1Q決算で、売上は前年比18%減の3.71億円、営業損失は0.5億円という結果だ。損益だけを見ると「苦しそうだな」と思う人が多いかもしれない。
しかし、何事も肝心なのは「中身」だ。宝くじを当てて一生遊んで暮らそうという人に「仕事がないんだな。可哀想に」とは思わないだろう。
ツクルバの場合、着実に積み上げているもの。それは将来買い手となるユーザー基盤である。カウカモの会員MAUは足元で5.4万人。前年比で1.5倍へと拡大している。
もちろん、獲得したユーザーに実際に物件を買ってもらえなければ、収益成長は見込めない。しかし、その点でもツクルバは着実に歩を進めている。
それでは、なぜ売上高が減収になっているのか?その理由は昨日解説したので、関心ある方はぜひチェックしていただきたい。