事業内容
沿革・企業概要
Kura Sushi USA, Inc.は、米国で事業を展開する日本発の寿司チェーン企業。2008年11月、親会社であるくら寿司が、前身であったカリフォルニア州の法人であるKula West Irvine, Inc.に100%出資することで設立された。親会社である日本の回転寿司チェーン「くら寿司」は、400店舗以上の店舗を展開し、35年のブランドの歴史を持つ回転寿司チェーン。くら寿司は、2009年にカリフォルニア州アーバインに1号店をオープンした。2011年6月、Kula West Irvine, Inc.は、Kula Sushi USA, Inc.も社名を変更し2017年10月、Kula Sushiと合併して、デラウェア州に再編入された。2019年8月、NASDAQへ株式上場を果たした。現在では、5つの州で23店舗のレストランを展開している。
事業内容
Kura Sushi USA, Inc.は、日本食レストランをコンセプトとしてテクノロジーを駆使した寿司チェーンを展開している。「くら体験」と呼ばれる回転寿司のサービスモデルを通じて、本格的な日本料理を提供していることが特徴。人工調味料・甘味料・着色料・着色料・防腐剤を一切使用していない健康的で良質な食材を使用した、できたての和食やライフスタイルに合わせた料理を提供している。手頃な価格と居心地の良い雰囲気の中で、質の高い日本料理を全米の顧客に届けることを目指している。
競争力の源泉
本格的な日本料理-ルーツへのオマージュ
日本の伝統料理をベースにした、日本独自の「くら」体験をお客様に提供している。 1984年に回転寿司店をオープンしたくら寿司は日本だけでなく世界の回転寿司の先駆けであった。寿司ネタは、良質な魚と100%有機認定米を使用した新鮮なものを使用している。酢は、昔ながらの製法で作られたものを使用している。くら寿司のダシは、複雑なうま味を与える食材を使い、毎日自社で製造していることも強みである。お寿司に加えて、様々なサイドメニューも豊富に用意されている。餃子、天ぷら、スープ、ラーメン、お重箱、お餅、チーズケーキなどのお料理とデザートの用意がある。調理法としては創業以来一貫して、人工甘味料、調味料、着色料、保存料を一切使用せずに調理している。
革命的な食の体験
「くら体験」は、店内に織りなす美しい料理、特急帯のテーブルを移動する料理の動き、アニメの映像が流れる音が魅力である。テーブルサイドのタッチパネル、目標を達成した時のご褒美のワクワク感、本格的な日本料理の味が一体となって、日本の食文化を創造している。お客様を楽しませる、魅力的な環境を提供している。
くら寿司の回転コンベアベルトサービスモデルでは、次のような特徴を持つ料理を安定して提供している。 くら寿司は、スパイラルグリーンのデザインと継続的なサービスが、お客様の期待感と発見の感覚を構築すると考えている。回転するベルトコンベア上のプレートは、レストラン内ではすべて同じ価格である。また、オンデマンド画面で注文された商品は特急のベルトを使用することで、お客様を楽しませると同時に、当店のレストランが常に動いているような感覚を加えている。くら寿司の小皿料理のメニューは、お客様に様々な料理を試食していただくことができ、140種類以上のメニューがある。
また、お食事のマイルストーンを達成されたお客様には、アニメのショートビデオや回転式の小品が用意されている。スロットにスパイラルグリーンの皿を5枚入れるごとに、卓上のタッチスクリーンでショートアニメが流れる。動画をご覧いただき、15枚のお皿につき、当社独自の卓上びっくらぽんごほうび機でおもちゃを1個渡している。びっくらポンの特典機は、お客様が次の食事のマイルストーンを達成するために努力しながら、より多くの量のお皿を消費することを奨励するものである。くら寿司の継続的なサービスモデルは、食事が会話の中心になるような積極的な参加の雰囲気、そしてそれが記憶に残る共有できる経験になると考えている。
幅広い訴求力を持つ魅力的な価値提案
くら寿司のサービスモデルでは、料理の種類から時間まで、お客様がお食事の体験をコントロールできるようになっている。お食事に費やした時間や、ポーションからサイズの確認まで、お客様のご要望に一つ一つ応えている。効率的な厨房運営により、高品質な料理をお手頃な価格で楽しむことができる。くら寿司のメニューのほとんどは3ドル以下の価格設定となっており、食欲旺盛なお客様にも予算に余裕のあるお客様にも満足できるものとなっている。高品質で人工物を使用しない食材へのこだわりは、消費者の食生活のトレンドの最先端を行くものであると考えている。