公園内のホットドッグ屋台からはじまり、日本にも進出した高級ハンバーガー店シェイク・シャックとは
今回は、日本でも店舗展開を始めた高級ハンバーガーチェーン「Shake Shack」について調べます。
はじまりは2001年、ニューヨークのマディソン・スクエア・パークでホットドッグの出店を始めたときにさかのぼります。当初から人気は大きく、ファンが行列を作っていたと言います。
創業者はユニオンスクエア・ホスピタリティ・グループの創業者でもあるダニー・マイヤー(現チェアマン)と、その事業部長だったランディ・ガルッティ(現CEO)の二人。
2004年になると公園内に定常型のキオスク「Shake Shack」を設置。ハンバーガーやホットドッグ、フローズン・カスタード、シェイク、ビール、ワインなど、「伝統的なハンバーガー店の新鮮・高品質版」として展開します。
当初はニューヨークだけで営業していました。しかし、2009年には不況にも関わらず1店舗の売上が400万ドル(4億円強)に。これはマクドナルドの平均である200万ドル強のおよそ2倍になります。この辺りから本格的な拡大を目指すようになります。
参考:Shake Shack Founder Expands His Empire
いわゆるデラウェア法人が設立されたのは2014年9月のことで、そこから3ヶ月後の2015年1月にニューヨーク証券取引所への上場を果たします。上場するための法人を作ったという感じですね。
それではShake Shackの事業数値を見てみたいと思います。
業績推移をみると、売上成長率40%以上という高い成長率を続けています。