事業内容
沿革・会社概要
Shake Shack, Inc.(以下、Shake Shack)は、プレミアムバーガー、ホットドッグ、クリスピーチキン、フローズンカスタード、クリンクルカット、フライドポテト、シェイク、ビール、ワインなどクラシックなアメリカンメニューを提供する現代の「ロードサイド」バーガースタンドである。2001年にダニー・マイヤーのユニオン・スクエア・ホスピタリティ・グループ(USHG)が設立したこのグループは、世界各地のホテルも所有・運営している。
Shake Shackはホットドッグ・カート(移動販売車)は、ニューヨークのマディソン・スクエア公園の若返りを支援するためにコンサーバンシーの初のアート・インスタレーション "I Y Taxi "に通じたデザインとなっている。カートはすぐに人気となり、その後の3年間、夏の間は毎日のように行列となった。これを受けて、市の公園レクリエーション局は、Shake Shackに、公園の将来の資金調達のために『キオスク』を作る契約を与えたことで、2004年、Shake Shackは正式にオープンすることになり、地元の多くの人々が集まる場所となった。
また、Shake Shackは、ニューヨーク市の施設としても愛されており、メディアの注目を集め、批評家からも高い評価を受け、熱狂的な支持を得ている。設立以来、Shake Shackは急成長を遂げ、2019年12月25日現在、15カ国30州とコロンビア特別区に275店舗を展開している。今後も、世界中の新しいゲストにShake Shackの体験をもたらすグローバルな拡大を目指していく。
Shake Shackは、2019年度は、全国で1,600人以上の新規雇用を創出し、コミュニティを成長させてきた。新たに73の店舗が追加されている。2019年12月25日現在の従業員数は7,603名で、そのうち時給制のチームメンバーと管理職が7,346名、ホームオフィス担当者が257名となっている。
Shake Shackには、継続的で大幅かつ持続可能な財務成長を達成するための十分な態勢が整っているおり、成長戦略を着々と実行する一方で、常にShake Shackの目標である「Stand For Something Good」を前面に打ち出していくとしている。
事業内容・サービス内容
Shake Shackは、クラシックなアメリカンメニューを提供する現代のロードサイドバーガースタンドとして、今後も事業を拡大し、以下の戦略を実行することにより、市場におけるポジショニングを確立していくことを予定している。
国内直営店の新規出店
Shake Shackの成長の最大のチャンスは、会社が運営する新しいShack(店舗)をオープンすることにある。Shake Shackは2つ目のShackをオープンするまで5年近くかかった。しかし、2019年度、Shake Shackは39の新しいシャックをオープンすることに成功し、国内の会社経営のフットプリントを大幅に拡大し、31.5%の増加となった。
また、2019年12月25日現在、Shake Shackは国内の会社経営のShacksを163店舗、国内のライセンスを取得したShacksを22店舗展開することに成功している。30の州とワシントンD.C.では、新規市場と既存市場の両方で拡大するための大きな機会があると考えており、今後も規律を持って急速に成長し続けることができるインフラへの投資を続けていくことを予定している。長期的には、現在の国内企業が運営するShackのフットプリントを少なくとも450店舗まで成長させる可能性があるとしているが、そのうち、2019年度末までにオープンしたのはそのフットプリントの36%に留まっている。
Shake Shackは、ビジネスモデルの強みとブランド認知度の高さを活かした規律ある拡大戦略を採用しており、アーバンセンター、自立型パッド、モール、フードコート、ライフスタイルセンター、空港、スタジアム、アウトレットなどを含むが、これらに限定されないマルチフォーマット戦略で店舗をグローバルに展開していく。Shake Shacksの運営効果を活かすため、2020年も既存市場での拡大を継続する予定であるが、インディアナポリスやサクラメントなどの新市場への参入も予定している。