おはようございます。 OpenAIが新たなAIモデル『o3』『o3-mini』を発表、AGIに大きく迫ったと注目を集めています。当面は一般公開せず、安全性に関するテストを行う方針。まずは『o3-mini』から、2025年1月末ごろに一般提供を開始する予定だと言います。
開示資料より作成
今回取り上げるのは、パーキングシステムや勤怠管理ツールなどを提供する「アマノ」だ。
一般には聞きなれない会社だが業績好調で、今年度の売上予想は1,600億円。経常利益は220億円を見込んでいる。執筆時点における時価総額は3,300億円。
1931年にアマノを立ち上げたのは、創業者である天野修一氏。海軍在籍中に「タイムレコーダー」に出会うが、当時は輸入品しかなかった。使うとすぐに壊れてしまうため、自ら作ろうと考えて天野製作所を創立した。
こうして国産タイムレコーダー第1号機を完成すると、1950年にはタイムレコーダー43台を国鉄に納品するほどに。社員全員が協力して短期間で作り上げ、製品の検査でも非のうちどころがなかったという。国鉄との取引をきっかけに、次々とタイムレコーダーの大口受注が舞い込んだ。
Finboard
日本最大の鉄鋼メーカーである日本製鉄が、米国のUSスチール買収をめぐって揺れている。
日本製鉄の業績自体はこのところ好調だ。国内需要の減少が続く中、生産設備の最適化と海外事業への注力が功を奏し、2024年3月期には売上高およそ9兆円に迫った。
しかし、見通しは明るいとは言い切れない。今後も内需縮小が避けられない一方、世界の鉄鋼生産量の約5割を占める中国市場が頭打ちに。インドやアジア圏を中心とする成長市場には、先進各国からの資本が集まっている。
オーツミルクに特化するスウェーデン企業「オートリー」の業績が、意外なことに改善の兆しを見せている。
目覚ましいのはグロスマージンの改善だ。一時は売上高の10%を割るまでに悪化していたが、かつての水準である約30%へと回復。欧州を中心に売上も拡大し、売上総利益は前年比で90%増えた。
会社全体では依然として赤字だが、2023年に就任したジャン=クリストフ・フラタンCEOは成果を強調。「構造的かつ持続的な黒字化」に向けた前進をアピールした。
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