おはようございます。 中国の短尺動画アプリ「快手(Kuaishou)」が2月5日、香港市場に新規上場を予定しています。
IPOでの時価総額は609億ドルとなる見込み。ところが木曜日、グレーマーケットでの価格が181%も上昇。IPO価格の3倍で取引されました。
いわゆるグレーマーケットで、投資家は公式な上場よりも先に取引します。ここで上場時の需要も垣間見えるというわけ。とんでもなく注目度が高いことが分かります。
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2月1日にミャンマー国軍によるクーデターが発生、アウン・サン・スー・チー国家顧問らを拘束した。
スー・チー氏はミャンマー民主化の象徴的な存在だ。ミャンマーの歴史を大まかにでも知っておくと、起きた事件への理解も深まる。
ミャンマーの歴史は11世紀半ばに成立した『バガン王朝』にさかのぼる。
1886年には英国領インドに編入。1948年、アウン・サン将軍の活躍もありビルマ連邦として独立を果たした。
一時は東南アジア有数の豊かな国として知られたが、1962年の軍事クーデターでネ・ウイン将軍による社会主義政権が成立。
1988年には全国的な民主化要求デモが起こり、社会主義政権が崩壊。1990年にアウン・サン・スーチー氏率いるNLD(国民民主連盟)が圧勝したが、政権は移譲されなかった。
スー・チー氏は何度も自宅に軟禁、国際社会はこれを批判した。米国やEUが経済制裁を実施したことで、産業の発展は大幅に遅れた。
2010年に総選挙が実施されるもNLDがボイコット、国軍系の政党(USDP)が勝利した。ようやくスー・チー氏の自宅軟禁も解除された。
2015年にはNLDが圧勝し、翌年スー・チー氏が国家顧問に就任。ちなみにスー・チー氏は建国の父とされるアウン・サン将軍の長女。
Strainer
2020年、新型コロナ拡大は多くの小売店舗にとってとてつもない逆風だった。
多くの事業者は急なデジタルシフトを余儀なくされ、慣れないオンラインでの集客に取り組むこととなる。
そこでいわば「胴元」として君臨するのがGoogle、Amazon、Facebookなどの大手IT企業だ。彼らに広告料などというフィーを支払うことで、デジタルの世界で商売することが事実上、可能となる。
Googleにおいて、特に目覚ましい成長を遂げるものの一つがYouTubeだ。広告売上は10〜12月に69億ドル(前年比46%増)と拡大。短尺動画やライブ配信にも力を入れている。
この他にもGoogleは、企業のデジタル化を支援する様々な取り組みを進めている。昨日の記事でご紹介したので、是非チェックしていただきたい。
メルカリが2月4日、2020年7〜12月期決算を発表した。
梱包発送の簡易化や、ドコモとの連携強化などを通して着実にユーザー数を増やしている。
メルカリJP事業では、2Q(10〜12 月)のGMVが前年比28%増の1970億円、MAUが同17%増の1802万人とともに過去最高。
一括払いサービスの浸透などに伴い、メルペイ利用者は12月末時点で850万人を突破した。
メルカリUSのGMVは前年比2倍の2.63億ドル。テイクレートを15%まで引き上げ、収益力を強化していく構えだ。
グロースを優先した投資を再加速し、3Q以降は赤字となる可能性があるとした。
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