事業内容
ケイティケイ株式会社とそのグループ企業は、「Change the office mirai」というビジョンのもと、顧客の働く環境を変革することを目指しています。この目標を達成するため、新しいビジネスモデルを構築し、リサイクル商品(リパックトナーなど)、OAサプライ商品(トナーカートリッジなど)、文具事務用品、ITソリューション商品(ドキュメント、PC環境など)の生産、仕入、物流、販売を行っています。
サプライ事業では、リサイクル商品として、使用済みのトナーカートリッジやインクリボンなどを再生加工し、リユースリサイクルする「リパックシステム」を採用。また、OAサプライ商品として、レーザープリンターやマルチファンクションプリンター、普通紙FAXなどの印字用消耗品を提供しています。
ITソリューション事業では、PCやソフトウェアを含むDX推進を支援する商品を提供。これには、複合機、電子文書管理、OCR、PC、モバイルPC、WEB会議システム、デジタルホワイトボード、通信回線、ルータ、UTM、ネットワークカメラなどが含まれます。
グループ企業では、株式会社青雲クラウンが文具事務用品、オフィス家具、OA機器の販売や「オフィス購買システム」の提案・販売を、株式会社キタブツ中部がロジスティック事業及び倉庫業を、株式会社イコリスがネットビジネスのアルゴリズム解析、デジタルマーケティング、EC事業、EC運営支援を行っています。これらの事業を通じて、ケイティケイ株式会社グループは顧客のオフィス環境改善に貢献しています。
経営方針
ケイティケイ株式会社は、顧客のオフィス環境を変革することを目指し、「Change the office mirai」というビジョンの下、中期経営計画「Growth Plan」を推進しています。同社は、リサイクル商品やITソリューション商品の提供を通じて、循環型社会への貢献とデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に注力しています。
経営環境の変化に対応するため、ケイティケイは、サプライ事業の収益性向上とITソリューション事業の拡大を図っています。特に、ITソリューション事業では、M&Aを活用した成長戦略を採用し、中小企業向けのDX推進支援に力を入れています。
中期経営計画では、2024年8月期までに売上高18,000百万円、営業利益380百万円、経常利益480百万円、ROE8.0%以上を目標としています。これを達成するため、同社は「成長軌道への転換」、「ビジネスの立体化」、「ストックビジネスの進化」の3つの基本方針を掲げています。
「成長軌道への転換」では、サプライ事業から得たキャッシュをITソリューション事業へ振り向け、成長を加速させる計画です。「ビジネスの立体化」では、顧客基盤を活用したクロスセルを強化し、サプライ事業とITソリューション事業の両輪で成長を目指します。「ストックビジネスの進化」では、継続課金型のサービスを拡充し、安定収益の確保を目指しています。
これらの戦略を通じて、ケイティケイは、経営環境の変化に迅速に対応し、企業価値の向上と持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。