事業内容
ムーンバットとそのグループ会社は、洋傘、洋品、毛皮、レザー、宝飾品、帽子などのアクセントファッション商品の企画、輸入、製造、仕入、販売を行っています。事業は主に衣服装飾品事業と身回り品事業の二つのセグメントに分かれています。
衣服装飾品事業では、ムーンバットが企画した毛皮商品を国内外のメーカーに発注し、製造後に仕入れまたは子会社A.F.C. ASIA LIMITEDを通じて輸入し販売しています。また、宝飾商品については、子会社ルナ株式会社が企画し、同様に国内外のメーカーに発注して製造された商品を仕入れまたは輸入し、販売しています。
身回り品事業では、洋傘商品をムーンバットが企画・発注し、子会社A.F.C. ASIA LIMITEDを通じて輸入し販売するほか、子会社株式会社グローリーが製造した商品をムーンバットで仕入れ、販売しています。洋品商品と帽子商品についても、ムーンバットが企画し、国内外のメーカーに発注して製造された商品を仕入れまたは輸入し、販売しています。
グループ会社には、ルナ株式会社が毛皮・宝飾商品の企画販売、株式会社グローリーが洋傘・パラソル等の製造、加工、販売、エクセレントスタッフ株式会社が販売業務の業務請負、東京ファッションプランニング株式会社が物流業務受託・デザイン企画、A.F.C.ASIA LIMITEDが各種ムーンバット取扱製品等に係る貿易、上海慕恩巴特商貿有限公司が洋傘商品、洋品商品等の仕入、販売を担っています。
経営方針
ムーンバットは、アクセントファッション商品の企画、輸入、製造、仕入、販売を手掛ける企業グループです。同社は、洋傘、洋品、毛皮、レザー、宝飾品、帽子などの商品を提供し、衣服装飾品事業と身回り品事業の二つのセグメントで事業を展開しています。
成長戦略として、ムーンバットは2021年5月に策定された第1次中期経営計画に基づき、消費者のライフスタイルや購買志向の変化に対応した商品開発、新規販路の開拓、専門店・量販店の販路拡大、Eコマース事業及び直営店事業「+moonbat」の強化を推進しています。これらの取り組みを通じて、効率的な仕入れと在庫削減、経営資源の最適分配を目指し、事業の新たな成長軌道への乗せることを目標としています。
また、同社は全てのステークホルダーに持続的な価値を提供することを経営方針として掲げており、顧客満足の向上、環境に配慮した公正公平な取引、生産性向上に努める従業員の育成、長期的な視野に立った配当政策など、多角的なアプローチで事業展開を図っています。
経営環境の変化に対しては、百貨店の閉店や売場の縮小、消費者の消費行動の変化などの課題に直面しています。これらの課題に対応するため、既存の販売ルート以外のチャネルでの売上げ・収益拡大を急務としており、為替相場の変動や原材料高騰の影響にも対応しています。さらに、気候変動による天候要因の影響も考慮し、事業の柔軟な運営を目指しています。