CDS【2169】 スタンダード(内国株式)

技術情報ソリューション、FAロボットソリューション、デジタルソリューションの3事業を展開し、3D-CAD設計支援やロボットシステム製造、ITインフラ構築などを手がける企業。

CDS【2169】 スタンダード(内国株式)

技術情報ソリューション、FAロボットソリューション、デジタルソリューションの3事業を展開し、3D-CAD設計支援やロボットシステム製造、ITインフラ構築などを手がける企業。

事業内容

CDSは、技術情報ソリューション事業、FAロボットソリューション事業、デジタルソリューション事業の3つの事業セグメントを展開しています。これらの事業を通じて、自動車、情報機器、産業機械、医療機器、教育関連、物流、食品、農水産物など、幅広い業界にサービスを提供しています。

技術情報ソリューション事業では、CDSとその関連会社が3D-CADを用いた設計支援や技術情報に基づくコンサルティングを行っています。また、各種マニュアルやデジタルコンテンツの制作も手がけています。フランスのSAS SB Traductionは多言語翻訳を、株式会社東輪堂は多言語マニュアル制作を行っています。

FAロボットソリューション事業は、株式会社バイナスが中心となり、ロボットやFAシステムの製造、制御ソフトウェアの開発を行っています。また、教育支援サービスとしてロボット実習装置「Robo-Trainer」の製造・販売も行っています。これにより、製造工程の省人化を提案しています。

デジタルソリューション事業は、株式会社MCORが担当し、ITインフラの企画・設計・構築・運用を行っています。システムインテグレーションやハードウェア保守、組込みソフトの開発も手がけています。特に、MBDやPLMシステムの導入支援に力を入れています。

経営方針

CDSは、グローバルな企業を目指し、最新のテクノロジーを活用しながら社員の夢を実現することを基本方針としています。厳しい経営環境の中でも、技術力と人材の育成を重視し、持続的な成長を図っています。特に、技術情報ソリューション、FAロボットソリューション、デジタルソリューションの3つの事業を通じて、IT技術を駆使した「技術情報統合マネジメント企業」を目指しています。

CDSの中期経営戦略は、既存事業の発展と経営体質の強化を図りつつ、柔軟な経営体制の構築を進めることです。技術情報ソリューション事業では事業領域の拡充を、FAロボットソリューション事業では競争優位の確立を目指しています。また、デジタルソリューション事業でも事業領域の拡大を進め、バランスの取れた企業構造を形成しています。

人材の確保と育成も重要な課題として位置づけられています。CDSは、新卒者や経験者の採用を積極的に行い、教育・研修や資格取得を通じてスキルアップを図っています。技術の進歩に対応するため、事業の中核を担う人材の計画的な育成を推進し、人的資本の強化を図っています。

CDSは、営業利益率を重要な経営指標とし、10%の営業利益率を継続的に確保することを目標としています。これにより、持続的な成長を実現し、顧客企業のビジネスプロセスをトータルでサポートすることを目指しています。