事業内容
visumoは、ビジュアルマーケティングプラットフォームを提供する企業で、デジタルアセットの一元管理と有効活用を支援しています。写真や動画を活用し、専門知識がなくてもオウンドメディアのコンテンツ作成が可能です。これにより、ビジュアルを活用したマーケティングを推進しています。
visumoのサービスは、SNSの普及やコロナ禍を背景に、消費者の情報収集がテキストからビジュアルへと変化する中で、企業が多角的なデジタルコンテンツを提供することを支援します。ユーザーや店舗スタッフ、アンバサダーによるコンテンツを活用し、消費者への訴求力を高めます。
visumoのプラットフォームは、ノーコード・ワンタグでSNSからUGCや自社作成の動画をオウンドメディアに転載可能です。これにより、ユーザーやスタッフからの多様な視点での情報提供が可能となり、CXの向上に寄与します。また、公式アンバサダーの投稿を活用し、ファンマーケティングを推進します。
visumoのサービスはSaaSモデルで、短期間での導入が可能です。2017年のサービス開始以来、導入企業数は増加し、2024年4月末で800社を超えています。アパレルや化粧品、日用品など幅広い業種で利用され、売上高30億円以上の企業が多くを占めています。
visumoの代表的な機能には、visumo social、visumo snap、visumo video、visumo recommendがあります。これらの機能は、デジタルアセットの管理や活用を支援し、企業のデジタルマーケティングを強化します。AIを用いたレコメンド機能も提供しています。
visumoは、カスタマーサクセス部門と連携し、機能開発や改善を行っています。顧客の要望を反映し、バージョンアップを通じて製品力を強化しています。カスタマイズは行わず、共通のプラットフォームでの機能強化に注力しています。
visumoの販売体制は、直販営業とパートナー企業による営業を組み合わせています。ECサイトのシステム構築やデザイン制作を行う企業との連携を強化し、効率的な顧客獲得を図っています。パートナー企業には、株式会社ecbeingも含まれています。
visumoの収益構成は、ストック売上、フロー売上、スポット売上に分かれています。ストック売上は月額費用から発生し、フロー売上は初期費用から、スポット売上は短期間のサービスから発生します。これにより、安定した収益基盤を構築しています。
特集記事
経営方針
visumoは、デジタルマーケティングとECサイト構築支援を中心に成長を続ける企業です。同社は、ブランドのクリエイティブを消費者に最適な形で届けることをミッションとし、誰でも簡単にデジタル活用ができる世界を創ることをビジョンに掲げています。顧客中心の視点を持ち、誠実さと知識の共有を重視するバリューを持っています。
同社の成長戦略は、既存のEC関連市場の深耕と新たな市場への導入拡大を中期的な目標としています。アパレルや食品、美容業界に加え、観光業や製造業などのEC用途以外の市場にも進出しています。また、ARPU向上を目指し、カスタマーサクセスと連携した機能開発を進めています。
visumoは、海外展開も視野に入れた長期的な成長戦略を持っています。グローバルな購買行動の変化に対応し、市場規模や規制を考慮しながら海外市場への進出を検討しています。これにより、さらなる成長を目指しています。
同社は、製品機能の新規開発と強化改良を優先課題とし、顧客満足度の向上と競合他社との差別化を図っています。また、販売体制の強化と知名度の向上を通じて新規顧客の獲得を目指し、セールス部門の採用や広告宣伝に注力しています。
visumoは、採用施策と人材育成の強化にも取り組んでいます。エージェントの開拓や採用条件の最適化を進め、優秀な人材の確保を図っています。人材育成では、ナレッジシェアの場を設け、スキル向上を促進しています。