事業内容
協立エアテックは、ビル空調や防災関連機器、住宅向け全館空調システムおよび24時間換気システムの製造販売を主な事業としています。具体的には、ダンパー、吹出口、ファスユニットなどの製品を提供しています。これらの製品は、ビルや住宅の空調効率を高めるために重要な役割を果たしています。
協立エアテックの連結子会社である常熟快風空調有限公司は、中国で吹出口やVAV(可変風量)ユニット、ファスユニットの製造販売を行っています。これにより、アジア市場におけるプレゼンスを強化し、地域のニーズに応えています。
また、協立エアテックのもう一つの連結子会社である株式会社マスクは、空調資材の販売を主な事業としています。これにより、空調関連の製品やサービスを幅広く提供し、顧客の多様なニーズに対応しています。協立エアテックグループは、空調・防災関連機器の製造販売を中心に事業を展開しており、単一セグメントとして活動しています。
経営方針
協立エアテックは、全従業員の幸福と社会貢献を基本理念に掲げ、顧客第一主義を貫きながら、品質の高い製品を提供することを目指しています。特に、人にやさしい空気調和システムの開発を通じて、社会に貢献し、企業価値の向上を図っています。
同社の成長戦略は、住宅製品の販売促進に重点を置いています。具体的には、壁かけ式全熱交換型空気清浄機「えあくるん」や24時間マルチ換気システム「DESIX」の販売を強化し、独自の全館空調システムや住宅用空調換気システムの販売体制を充実させることに注力しています。
また、協立エアテックは、主力製品であるダンパーや吹出口、空調ユニットシステムの拡販を進めています。さらに、低炭素エコ素材「ル・エコ」や業務用厨房フード「ハイ・フード」の市場拡大を図り、業績向上を目指しています。
同社は、厳しい経営環境においても、持続的な企業価値の向上を目指しています。具体的な目標として、連結営業利益率10%および連結株主資本利益率(ROE)10%を掲げ、これらの達成に向けた取り組みを進めています。