竹本容器【4248】 スタンダード(内国株式)

化粧品・美容、食品・健康食品、日用・雑貨、化学・医薬品業界向けに、スタンダードボトルや特注容器の製造・販売を行う。

竹本容器【4248】 スタンダード(内国株式)

化粧品・美容、食品・健康食品、日用・雑貨、化学・医薬品業界向けに、スタンダードボトルや特注容器の製造・販売を行う。

事業内容

竹本容器株式会社及びそのグループ企業は、包装容器の製造販売を主軸とする事業を展開しています。同社グループは、竹本容器株式会社をはじめ、国内外に7つの連結子会社を持ち、化粧品・美容事業者、食品・健康食品事業者、日用・雑貨事業者、化学・医薬品事業者を主な顧客層としています。これらの顧客に対し、商品の価値や個性を強める容器や、内容物を安全に包み保存する容器の開発及び提供を行っており、顧客のニーズに応じた独自性の高い包装容器を短納期かつ小ロットから提供することが可能です。

竹本容器株式会社は、国内で容器等の企画、開発、製造及び販売を行っており、株式会社共栄プラスコは、同社グループの製品の倉庫管理及び物流管理、不動産管理を担当しています。海外では、上海竹本容器包装有限公司(中国)、竹本容器(昆山)有限公司(中国)、TAKEMOTO PACKAGING INC.(アメリカ)、Takemoto Netherlands B.V.(オランダ)、TAKEMOTO PACKAGING (THAILAND) CO., LTD.(タイ)、TAKEMOTO YOHKI INDIA PRIVATE LIMITED(インド)が、それぞれの地域で容器の製造及び販売、情報収集拠点、問合せ窓口として機能しています。

同社グループは、顧客の負担を軽減するため、容器製造に必要な金型を自社で製作し、顧客が必要に応じて利用できる金型を保有しており、これによりスタンダードボトルと呼ばれるボトルや押し出しチューブ等の容器本体やキャップ、ディスペンサー等の付属品の生産を行っています。これらのスタンダードボトルを軸としたビジネスモデルにより、国内外で多数の顧客の支持を得ています。また、新製品開発体制の強化、国内外の生産体制強化並びに営業力強化に取り組んでおり、世界の器文化に貢献することを経営理念として掲げています。

経営方針

竹本容器株式会社及びそのグループ企業は、新型コロナウイルス感染症の影響からの景気回復の中で、顧客の商品価値の創造と満足度向上を目指し、独自のパッケージングソリューションを提供しています。同社は、「世界の器文化に貢献」することを使命とし、生分解性樹脂やバイオマス原料を使用した製品など、資源循環型パッケージングカンパニーを目指しています。

2030年ビジョンとして、アジア、欧米市場での販売拡大、取引社数と金型数の増加、売上高300億円を目標に掲げています。このビジョン達成のため、スピードの実現、資源循環型パッケージングへの開発提案力の強化、グローバルな事業展開、人材採用及び育成に重点を置いています。

具体的な戦略として、デジタル化の推進、生産体制の強化、短納期への取り組み、TOGETHER LABを活用した共創開発の推進、即納体制の強化、ECサイトを通じたWEBマーケティングの強化が挙げられます。また、資源循環型パッケージングに関しては、Materials、Recycling、Innovationの3つのテーマに焦点を当て、環境に配慮した製品開発を進めています。

グローバルな事業展開では、中国市場での黒字化やインド市場での事業拡大を目指し、人材採用及び育成では、中長期的な視点での採用と育成に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、竹本容器は持続可能な成長を目指しています。