2021年02月08日 08:00
うまいすしを、腹一杯
Shutterstock

スシローグローバルホールディングスは2月5日、2020年10〜12月期決算を発表した。

  • 売上収益は前年比6.8%増の595億円
  • 営業利益は同じく44.9%増の70億円
  • 通期予想は売上収益2506億円(前年比22.3%増)、営業利益173億円(同43.4%増)

コロナ禍で逆風が直撃する外食業界で、驚異的な大幅増益を達成した。

画像名

受け取り用ロッカーの設置などを進めることで、ファミリー層を中心にテークアウト需要を取り込んだ。セルフレジを全店に完備し、接触リスクも軽減している。

在宅勤務の広がりを受け、スシローの営業地盤である郊外の人口が増えたことも追い風となった。

店舗数は12月末時点で642店と1年間で60店超の増加。今期も積極出店を計画し、コロナ禍でも攻めの姿勢を緩めない。

4月には社名を「FOOD&LIFE COMPANIES」に変更し、海外売上高240億円を目指しグローバル展開を進める。