デビット決済が牽引
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クレジットカードブランドのVisaが1月28日、10〜12月期決算を発表した。
- 売上高は前年比6%減の56.9億ドル
- 営業利益(GAAP)は同4%減の38.4億ドル
- 決済ボリュームは前年比5%増の2.47兆ドル
ヨーロッパ圏内を除いたクロスボーダー決済は前年比33%の減少。クロスボーダー決済全体は21%の減少となった。
クレジット決済は前年比5.4%減の1.22兆ドルと低迷。対照的に、デビット決済が前年比16.9%増で1.26兆ドルと拡大した。中でも米国におけるデビット決済は前年比21%増の6兆ドル。日本のGDPよりも大きい。
1月27日には「TransferWise」との提携を発表。フィンテック企業などがVisaの国際ネットワークを安全につなぐための「Visa Cloud Connect」を提案する。
TransferWiseは、速く、安く、そしてセキュアな海外送金を可能にするサービス。顧客数は1,000万を超えており、評価額50億ドルにのぼる注目のフィンテック企業だ。