バルミューダ、マザーズ上場へ
BALMUDA
昨日、家電メーカーのバルミューダが東証マザーズへの新規上場を承認された。
バルミューダは寺尾玄氏によって2003年に東京で設立。寺尾氏はプロのミュージシャンだったが、独学と工場への飛び込みによって物づくりの道を歩み始めた。
- 売上高は3Q累計で81億円、経常利益は8.9億円
- 売上原価率は56.4%ほど
- 売上として最大なのはキッチン関連。空調関連がそれに続く
韓国への輸出環境が悪化
- 株主構成は、創業者の寺尾氏が85%を握る。
- 主要取引先のLimotech Koreaも3.55%を保有
- Limotech Koreaは韓国の代理店で、バルミューダ全体の売上の22.8%(2019年)を占める
- 2020年、比率は10.6%まで減少。
日本初の高級家電メーカーとして人気を博してきたバルミューダ。2018年の韓国向け売上は30億円近くにのぼったが、2019年には24.7億円まで低下。同年半ばから始まった韓国での日本不買運動の影響と思われる。
株式の想定発行価格は1,780円、上場時発行済株数は7,735,000株なので、想定時価総額は約138億円ということになる。