2年で社会はここまで変わる
Shutterstock
上に示したのは、2018年1月時点での米国のフードデリバリー市場シェアである。
トップは老舗プレイヤーのGrubhubで39%、それをUber Eatsが猛烈に追い上げるという構図だった。
それから3年近くが経過し、トップシェアを握ったのはUber Eatsではない。Uber Eatsよりも先に創業しながら先を走られていたDoorDashだった。
2020年末時点、DoorDashは米国内で市場シェア50%を超える。Grubhubは18%にまで落ち込み、Uber Eatsは23%と粘っている。
米国内ではDoorDashに敗北したと言えるUber Eatsだが、取扱高全体ではDoorDashよりも大きい(直近決算時点)。両者にどんな戦略の違いがあるか、昨日の記事でご紹介した。