Tesla、台数優先で減益!2024年は「成長の波の狭間」へ
開示資料より作成
テスラが1月24日、2023年本決算を発表。10〜12月の売上高は前年比3%増の252億ドルだった。営業利益は同じく47%減の20.6億ドル。前年比で大幅な減益となった。
損益は市場予想を下回り、時間外株価は目下3%の下落。テスラの株主にとっては思わしくない時期が長く続いている。2022年末に底を打ち一旦は盛り返したものの、昨年後半からは再び軟調。年初からは16%の下落だ。
決算発表では2023年に「Model Y」120万台以上を販売、世界でもっとも売れた車であることをアピール。長きにわたって多くの人たちが電気自動車の実現性を疑ってきたが、今では地球上でもっとも売れている。
株価は軟調でもイーロン・マスクCEOは「2024年も楽しみだ」と期待を見せる。今回の記事では、テスラ経営陣が語った足元の進捗と打ち手について速報する。