人間ドック・健診予約プラットフォームを土台に高収益「マーソ」が新規上場へ
開示資料より作成
ヘルスケアテック事業を手がけるマーソが11月17日、東証グロース市場への新規上場を承認された。上場日は12月21日を予定している。
同社が展開するのは、人間ドックや健康診断の予約プラットフォーム「MRSO.jp」。健康診断などの予約を自分で行ったことがある方なら、サービスを目にしたことがあるかもしれない。
マーソの売上高は2021年、2022年にかけて急増。経常利益も10億円に迫る高収益だ。もっとも、この中にはコロナ禍に伴う一時的な収益も多く含まれている。
人間ドック・健康診断領域で顕著な存在感を有するマーソとは一体どのような会社なのか。今回の記事では、同社のビジネスモデルと展望について、開示された資料をもとにまとめる。