2023年10月29日 14:22
Alphabet:主軸サービス周辺でAI機能続々
開示資料より作成

アルファベットが10月24日、2023年7〜9月期決算を発表。売上高は767億ドル(前年比11%増)、営業利益は213億ドル(同25%増)だった。

検索とYouTube、クラウドが成長を牽引したと、サンダー・ピチャイCEOは結果を前向きに受け止める。最大のテーマはやはりAIだ。「誰でもAIを便利に使えるよう注力し、さらにワクワクするような展望もある」とアピールした。

具体的に展開するのが、対話型AIサービスである『Bard』とAIコラボレーターの『Duet AI』。それぞれ『ChatGPT』と『Copilot』に対抗するが、今回はBard周辺のアップデートが満載だった。

主眼はGoogle検索に対して補完的な体験を提供すること。新たに発表した『Extensions』では、ワークスペース(メールなど)やマップ、YouTube、旅行情報と連携することも可能になった。