JR東日本の事業セグメントと収益の内訳
JR東日本の事業セグメントは「運輸業」「駅スペース活用事業」「ショッピング・オフィス事業」などから構成される。
運輸業
関東・東北で鉄道事業を展開。駅数は1665駅、営業キロは在来線が6263.1km、新幹線が1194.2km、総計で7457.3km。
東京モノレールもグループ企業の一角。
駅スペース活用事業
駅構内に商業スペースを創出し、小売・飲食業を展開。
ショッピング・オフィス事業
駅や駅周辺の用地を開発し、ショッピングセンター運営やオフィスビルの貸付などを行なっている。ルミネやアトレもグループ企業。
その他
ホテル業、広告代理業、クレジットカード事業などを展開。
主なグループ企業に日本ホテル、ジェイティービー、ビューカード、セントラル警備保障、UQコミュニケーションズなど。
連結従業員73053人のうち、50957人が運輸業に従事。駅スペース事業には4501人、ショッピング・オフィス事業には1956人。
これ結構おどろく。運輸業でほとんどなんだろうなーくらいに思っていたが、実際には売上高2兆円で全体の6割程度。駅スペース事業とショッピング・オフィス事業はそれぞれ4160億円(12%)、2676億円(8%)ほど売り上げている。おそるべし駅スペース。
(上の図はセグメント間取引などによる調整額4583億円が含まれており、除外していないため合算すると連結の売上高よりも多い)
個人的には、電子マネーのSuicaを広めながらそこから収益化してないっぽいのがすごい気がする。