下方修正でも大口投資家登場で株価急騰のベースフード、再成長に向けた戦略とは
ベースフード

今回取り上げるのは、「完全栄養食」ベンチャーとして知られるベースフードだ。

ベースフードは2016年に設立。コンビニなどに『BASE BREAD』を並べる一方、サブスクリプション型の販売モデルで成長。「完全食」カテゴリでは随一の存在として、急拡大を続けてきた。

ところが進行期である2025年2月期は、売上成長率が5.7%と大きく鈍化する見込み。営業損益はわずかに黒字へと転換する予想だ。直近では業績予想の下方修正を発表したにも関わらず、株価は急騰した。

話題を呼んだのが、メルコHD社長の牧寛之氏が大量保有を続けていること。直近の開示によると、牧氏はベースフード株の30.19%を信用取引によって保有している。長期安定保有が目的であり、重要提案行為などを行う予定はないという。

なんとも珍しい事態に思えるが、ある意味では大物経営者の「お墨付き」を得たとも捉えられる。果たしてベースフードは、どのようにして成長を続けていく戦略なのか。今回の記事では、開示された資料をもとに紐解く。

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