半導体テストシステムで世界首位「アドバンテスト」が上方修正、株式市場でも好調
アドバンテスト

半導体テストシステムで世界シェア一位を誇るアドバンテストが、株式市場での評価を高めている。

アドバンテストの業績はシクリカル性(景気による変動性)が強い。2024年3月期も大幅な減益となったが、今年度に入ってから業績が加速。上期決算を開示する際に、通期業績予想の上方修正も行なった。

その背景にあるのは、AI関連の高性能半導体の需要拡大だ。HPC(高性能コンピュータ)やAI向け顧客の納期要求に追従すべく、4〜6月期から製品供給ペースを引き上げた。半導体・部品テストシステム事業の売上予想は従前から350億円も上振れしている。

株式市場でも一躍注目を集めるアドバンテストとは、一体どんな会社なのか。今回の記事では、同社の来歴と事業、今後の成長戦略について紹介する。

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