受託開発ビジネスで成長「ベース」筋肉質経営で営業利益100億円へ?
ソフトウェア受託開発などを手がけるベース(4481)が好調だ。
ベースは1997年に設立。中国出身の中山克成氏が創業し、現在も代表取締役を務める。特に金融系システムの開発に実績があり、運用保守や社員支援(派遣)、ERPの導入支援なども手がける。
売上、利益ともに右肩上がりで拡大し、2023年には187億円を売り上げた。営業利益は47億円を超え、2024年にも増収増益を計画。長期的な最重要KPIを営業利益におき、100億円の目標を掲げている。
ソフトウェアの受託開発ビジネスを手がける企業は世の中に五万とある中、ベースはいわば王道とも言える堅実な成長を続けてきた。今回の記事では、同社の根源的な強みがどこにあるのか、同社の来歴や近況をもとに紐解く。