マーケティング事業を柱に「解体の窓口」も展開、バリュークリエーションが新規上場へ
マーケティングDX事業を掛けるバリュークリエーションが10月19日、東証グロース市場への新規上場を承認された。上場日は11月22日を予定している。
バリュークリエーションは2008年設立。レガシー業界へのマーケティング事業を強みに成長し、2023年2月期の売上高は28.2億円、経常利益も1.2億円を超えた。
加えて興味深いのが、2020年に新規事業として開始した「解体の窓口」事業だ。エンドユーザーと全国の解体業者をマッチングするWebサービスで、規模は小さいが売上を伸ばしている。
日本は古い住宅ストックの増加が社会問題であり、住宅解体は空き家の解決手段として重要な立ち位置を占める。今回の記事では、新たに上場するバリュークリエーションを切り口に、住宅解体市場の全体像もまとめる。