経営再建中の「Peloton」CEO交代一年半でキャッシュフロー安定、再成長に向けた打ち手も本格化へ
Peloton Interactive, Inc.

コネクテッドフィットネス製品で一世を風靡した「Peloton」を覚えているだろうか。コロナ禍での巣ごもり需要で業績を伸ばし、株式市場での評価が急騰した企業だ。

特需が一巡すると、強みとしていた「製造から配送までを自社で担う」という垂直統合モデルは、一転して足枷となった。資金繰りが悪化して経営危機に陥り、創業CEOは退任。

代わりに連れてこられたのが、NetflixやSpotifyでCFOを務めたバリー・マッカーシー(現CEO)という人物。「個人向けサブスク」のプロとして、ハードウェア販売に頼らない経営再建を目指すことになった。

分かっていたことではあるが、道のりは容易ではない。赤字幅は縮小しているが、売上高は右肩上がりとは言い難い。今回の記事では、新CEOのもとPeloton再建がどのように進んでいるのか、その進捗と展望について紹介する。

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