Meta 2Q22決算「リール」成長も収益面に逆風、年内に高単価端末発売へ
FacebookやInstagramを擁する巨大企業Meta Platformsが7月27日、2022年4〜6月期決算を発表した。売上高は288億ドル(前年比1%減)で、上場以来初の減収。経済の転換点を感じさせる内容だった。
収益性も落ち込んだ。営業利益は83.6億ドル(同32%減)となり、営業利益率は30%を下回る。広告需要が低迷する中でユーザー増も鈍化。一方では新たな取り組みへの投資を続ける。
そんな状況下でも、マーク・ザッカーバーグCEOが伝えるメッセージは一貫している。今回は、Meta経営陣が語った内容を中心に、同社が向かっている方向性について解説する。