AIを活用した人材評価システム『GROW』を手がける「IGS」がマザーズ上場へ
人材評価システム『GROW』などを手がける「Institution for a Global Society」(以下、IGS)が東証マザーズへの新規上場を承認された。上場日は12月29日を予定している。
掲げるビジョンは、「人を幸せにする評価と教育で、幸せを作る人、をつくる」こと。テクノロジーを活用した能力診断ツールやオンライン教材を企業・学校向けに展開。株主にはUTECや慶應イノベーション・イニシアティブ、河合塾といった教育関連機関が多く並ぶ。
社会のデジタル化や価値観の多様化が急速に進む中、人材の評価・育成の方法にも変革が求められている。この領域において、直近4年間の年平均増収率で70%超という高成長を遂げているのがIGSだ。開示された目論見書を元に、その事業モデルを整理しよう。