インドの料理宅配「Zomato」が上場!独自の事業モデルと巨大な国内市場
インドのフードデリバリー大手「Zomato(ゾマト)」がインド市場へのIPOを果たした。かねてより上場が噂されていた、同国の最注目「ユニコーン」の一つだ。
IPO価格は76インドルピーだったが、市場での初値は116ルピー。時価総額で9,100億ルピー(≒122億ドル)という鮮烈な市場デビューを飾った。その後も高止まりし、株価にして125ルピーを超えている。
スマートフォンの普及率がまだ高くないインドは、インターネットサービスの伸び代が大きい成長市場として注目を集める。その一方、昨年にはAmazonが同国でフードデリバリー事業を開始するなど、競争の熾烈化も進む。
こうした状況の中、Zomatoはどのような事業戦略をとっているのだろうか。創業ストーリーとあわせて確認していこう。