成長領域に特化したBPO「TaskUs」が上場!独自の成長戦略に迫る
TaskUs

BPO事業を手がける米TaskUsが6月11日、NASDAQに上場した。顧客サービスやコンテンツの検閲、データ入力など幅広い業務を代行する企業だ。

顧客に並ぶのは、FacebookやNetflix、Uber、Coinbaseといった時代を代表する企業。ブライス・マドックCEOは「成長が速すぎて、自社で全てまかなうのが不可能な企業がターゲットだと話す。

リモートワークの浸透も追い風だ。居住地の重要性は薄れ、自社雇用にこだわる理由も減ってきた。2020年度の売上高は、前年比33%増の4.8億ドルに拡大。

成長領域に特化したBPO企業「TaskUs」とは一体どのような会社なのか。上場目論見書や過去のインタビューを元に、ユニークな成長戦略について紐解いていこう。

最初のビジネスは「高校生向けパーティ」

創業者のブライス・マドック(Bryce Maddock)は、高校時代の親友であるジャスパー・ウィア(Jaspar Weir)とともに2008年に会社を設立した。

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