Amazon決算:2Q連続で売上1000億ドル超え、ディズニーがAWS顧客に
Amazonが4月29日、2021年1〜3月期決算を発表。実店舗販売を除き、主要セグメントの全てで大幅増収を達成した。
売上高は前年比43.8%増の1085億ドル。前四半期に続き、1000億ドルの大台を突破した。営業利益は同2.2倍の89億ドルと、四半期として最高を更新。営業利益率は2.9ポイント上昇し、8.2%となった。
ネット通販、動画・音楽配信、クラウドサービスを手がけ、巣ごもりの恩恵を大いに享受するAmazon。感染拡大が始まってから1年が経つが、成長率は衰えていない。
急拡大する需要を掴むため、どのような施策を打っているのだろうか。決算報告の内容をもとに整理していこう。
けん引役は、主力のEコマース関連事業だ。オンライン直販(Online stores)の売上高は前年比44.3%増の529億ドル。この規模にして、4四半期連続で40%前後の成長が続く。