エナジードリンクを販売するモンスタービバレッジ社がめちゃ成長していた
エネルギードリンクの「モンスター・エナジー」を知らない方はほとんどいないと思う。最近だと「レッド・ブル(翼を授ける方)」と並び、世界的に販売されている製品だ。
(モンスター・ガールズというのがいるらしい)
この会社の業績がびっくりするほど伸び続けていることを知り、ちょっと調べてみると意外に会社としての歴史が古かった。
モンスター・ビバレッジ社の歴史は1930年代にさかのぼる。ヒューバート・ハンセンが息子たちと共に飲料類を売り始め、1935年に「Hansen's」を設立。1988年に破産し、カリフォルニア・コパッカー社より買収され、ハンセンナチュラル社に改名。
2002年より「モンスター・エナジー」を販売開始し、2012年に現在の社名となった。
業績のグラフをみると、モンスター・エナジーを売り始めた2002年からものすごい成長を遂げていることがわかる。
また、現在の会社の売上高のうち9割を超える27.6億ドルほどがモンスター・エナジーの売上であり、上の成長はほぼほぼモンスター・エナジーによってもたらされた成長だと思われる。利益率も高く、直近の営業利益率は30%を超えている。
さらに、そのうち7億ドルの売上が米国外。20億ドルは国内売上ということになる。
確かにアメリカ人好きそうだもんなあ。小売企業はヒット製品一つで大化けするということの証左だと思う。