今晩は、クリスマスイブですね。
日本でも、各所でイルミネーションが飾られるクリスマス。ご存知のように、本来はキリスト教におけるキリストの生誕祭です。
考えてみれば、これほど不思議なイベントもありません。
「恋人同士のイベント」的側面があるのは言うまでもなく謎ですし、「サンタクロース」というオジサンがキリストの生誕とどう関わりがあるのかも分かりません。なぜ「木」が重要なのかも。
そして、キリスト教国ではない日本で、なぜクリスマスが普及したのでしょうか。また、このイベントがどんな経済的インパクトをもたらしているかも気になるところ。
そこで前編では、「クリスマス」がもつ歴史的経緯と、日本に普及した流れを5枚のスライドにまとめます。そして後編では、クリスマスが与えている経済的インパクトについて、関連統計を整理したいと思います。
まずは基本的なところですが、クリスマスはイエス・キリストの「誕生日」ではありません。
2000年も昔の人ですから、そもそも誕生日がいつか正確な日付は分からないのです。「西暦」自体、6世紀のローマで考案されたもの。
最初にクリスマスが記録されているのは西暦の誕生よりも早く、西暦336年のローマ。一説によると、当時のローマでは「太陽崇拝(ミトラ教)」が信じられており、冬至の12月25日に「太陽神の誕生」を祝う祭事があり、それが転じてクリスマスになったと言われています。
392年にキリスト教はローマ帝国の国教として指定され、欧米を中心に確固たる地位を築いていくことになります。
続いては、白ひげのおじさんサンタクロース。
意外にも、クリスマスにまつわる伝説の中では最も古い歴史があり、実在した人物が起源と言われています。