おはようございます!
世界から注目を浴びるインド市場において、「スマホアプリ」の分野でリードしていたのが中国企業です。
2018年のデータでは、インドで上位100に入るAndroidアプリのうち、44つは中国企業によるもの。このままでは世界の人口トップ2国のアプリ市場を中国企業が牛耳ることになるかと思われましたが、ここにきて様子が変わってきました。
AppsFlyerの調査によると、今年のQ2からQ3にかけて、Google Play StoreとAppleのApp Storeにおける上位200アプリのうち、41%はインド企業によって開発されたもの。
これは、前年に比べて+38%もの拡大。反対に、勢いを少し失ったのが中国系アプリです。2018年には43%を占めたのが、今年は38%にシェアが下がりました。
インドと中国の企業がインドのアプリ上位の79%を占めている状態。これで中国企業が諦めるはずはありませんから、今後さらに競争は加速するものと思われます。
TikTokは今年10月、インドでのMAUが2億人に達していると報じられました。スマホ端末でインド市場を牛耳るXiaomiも、アプリやWebサービスでインドを狙っています。
面白いのが、「金融関連」でのアプリ競争が熾烈化していること。非オーガニックでのインストールが多かったのはファイナンスカテゴリで、その結果、1日で59%ものアンインストールを記録しているそうです。
参考:Chinese apps are losing their hold on India to local developers
アメリカの「スポーツ賭博」プラットフォームのDraftKingsが、特殊スキームを通じてNASDAQに上場することになりそうです。