クラウドサインが絶好調!「弁護士ドットコム」2Q決算まとめ
「弁護士ドットコム」2020年3月期2Q決算が発表されました。
売上高は19.3億円と、35.1%の増収。一方で、営業利益は2.59億円と6.2%の増益にとどまりました。大幅増収の一方で利益率が低下した背景には、広告宣伝費と人件費の拡大があります。
それでは、弁護士ドットコムの各事業がどのような状況にあるのか、詳しく見ていきましょう。
まずは、弁護士ドットコムの売上構成を確認します。
最大なのは、弁護士向けに課金するマーケティング支援サービスで、5.15億円の売上。前年+17.8%と堅調に伸びています。
個人の有料会員売上は1.69億円。こちらも堅調ですが、それ以上に伸びているのが「広告その他サービス」です。この中には「クラウドサイン」からの売上が含まれ、合わせて2億円を突破。
税理士マーケティング支援なども売上1億円を超えており、伸びています。
コスト面については、2Qの広告宣伝費と「その他費用(新たに認識した時間外手当に関する一時金)」が拡大。3Qは、10月23日にスタートしたテレビCMによって広告費がさらに増加する見込みです。
続いて、メイン事業である「弁護士ドットコム」サービスの概況を確認します。