第一顧客はGoogle!NASAのプロジェクトから始まったクリーンエネルギー企業「Bloom Energy」が新規上場
燃料電池を使った発電システムを開発する「Bloom Energy」がニューヨーク証券取引所に新規上場しました。
(公式HP)
Bloom Energyの創業者はインド出身のK.R. Sridhar博士。
Sridhar博士はイリノイ大学で機械工学のPh.D.を取得した後、アリゾナ大学の宇宙技術研究所に所属しながらNASAのアドバイザーなども勤めていた人物です。
Sridhar博士のチームは2001年、NASA向けに取り組んでいた燃料電池開発プロジェクトの事業化を決意。
クリーンエネルギー企業「Bloom Energy」を設立します。
設立翌年の2002年にはベンチャーキャピタルのKPCBよりシード投資を受けました。
2006年に5キロワットの試作品が完成し、テネシー大学へ試験導入。
テネシー大学での実証研究が成功し、2008年7月に最初の製品版電力サーバー(400キロワット)をGoogle本社へ納品しました。
2011年にソフトバンクグループとの合弁で日本法人を設立しており、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスなどへの導入実績があります。
四半期業績の推移を見てみましょう。