415社が1000万円以上の年間契約!定期課金を提供するための定期課金サービスを提供する「Zuora」が新規上場
定期課金(サブスクリプション)に関するツールを企業向けに提供する「Zuora」がニューヨーク証券取引所に上場することが発表されました。
Zuoraの資料によれば、 サブスクリプション型の企業はS&P500企業と比べ、9倍のスピードで成長しているそうです。
アメリカでは、2015年に年間4200億ドルがサブスクリプションサービスに使われており、2000年の2150億ドルと比べると二倍近くに増加しています。
こうした追い風の中で、企業がサブスクリプション・ビジネスを提供するためのツールを提供しているのが「Zuora」です。
Zuoraは、 2007年にSalesforce出身のTien Tzuo(現CEO)によって創業されました。
2008年には名門ベンチャー・キャピタルの「ベンチマーク・キャピタル」と、Salesforceの創業者であるマーク・ベニオフからの出資を受けています。
今回の記事では、Zuoraの事業についてもう少し詳しくチェックした上で、上場申請書類(Form S-1)に書かれていた決算数値についてまとめます。
Zuoraは定期課金という形態を深く信じるあまり、「Subscription Economy®」という概念を、商標まで取得して提唱しています。