2016年2月期のローソンのチェーン全店売上高は2兆495億円、営業総収入は5835億円、経常利益は696億円。
事業セグメントと概要は次の通り。
国内コンビニエンスストア事業
主にフランチャイズシステムによるコンビニ「ローソン」「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」のチェーンを直営・フランチャイズにより展開。
成城石井事業
高付加価値追求・製造小売型スーパーマーケット「成城石井」を運営。
エンタテイメント関連事業
子会社のローソンHMVエンタテイメントにてチケットや音楽・映像ソフトを販売。
複合型映画館を運営するユナイテッド・シネマも子会社として有している。
海外事業
中国、タイなどで「ローソン」などの店舗を展開。
金融サービス関連事業
ローソン店舗などで共同ATMを設置。
コンサルティング事業
店舗調査に基づきローソン店舗の改善提案を行なっている。
連結従業員8377人のうち、国内コンビニエンスストア事業は4590人(55%)。成城石井事業が895人(11%)、エンタテインメント関連事業が982人(12%)となっている。
セグメント別売上高
営業総収入5835億円のうち、国内コンビニエンスストア事業から3950億円(67.7%)、成城石井事業から690億円(11.8%)、エンタテインメント関連事業から736億円(12.6%)となっている。
セグメント利益を比較すると、国内コンビニエンスストア事業が600億円、成城石井事業が50億円、エンタテインメント関連事業が41億円ほどを稼いでいる。
国内チェーン全店売上高1兆9603億円のうち、加工食品が1兆334億円(53%)、ファストフードが4634億円(23.6%)、日配食品が2769億円(14%)、非食品が1865億円(9.5%)を売り上げている。
国内コンビニ店舗数11880店舗のうち、ローソンが10937店舗(92%)、ナチュラルローソンが134店舗(1.1%)、ローソンストア100/ローソンマートが809店舗(6.8%)。
その他、成城石井の直営店舗数は120、海外は758店舗。以下は海外の内訳。
海外758店舗のうち、458店舗が中国上海市とその周辺、110店舗が中国重慶市、53店舗が中国大連市、47店舗がタイ、38店舗がインドネシア、34店舗が北京、と続く。