SNS有料課金数が1億4,700万!動画サービスの拡大が成長を牽引する「テンセント」2018年Q1決算
中国の巨大インターネット企業、テンセント・ホールディングスの2018年Q1決算についてまとめます。
まずは四半期売上の推移から。
右肩上がりの増収を続け、全体売上は735億元(1.27兆円)に達しています。
そのうち最も大きいのはオンラインゲームで、288億元(4876億円)。続いてソーシャルネットワークの有料課金が181億元(3133億円)の売上をあげています。
各売上の前年からの成長率も見てみましょう。
すべて重ねると具体的な数値がわかりづらいですが、「その他(Others)」売上が前年比2倍以上の非常に高い成長率を続けています。
その他売上では、Weixin(Wechat)Payによる決済サービスや、その他の金融サービス、クラウドサービスが成長を牽引しています。
続いて、それぞれの売上項目がどのように成長しているかを一つずつチェックしてみましょう。
テンセントの事業の「軸」と言えるSNSのユーザー数から見ていきます。
まずはWeChat/Weixinの月間アクティブユーザー数(MAU)。