Pinterest 4Q決算:売上76%増に加速、独自のストーリー機能もテスト中
昨日ご紹介したSnap(Snapchat運営)に引き続き、成長著しいソーシャルメディアがPinterestだ。
Pinterestは他のSNSとは一線を画する。射幸心を煽る「いいね!」ボタンはなく、滞在時間を伸ばすための中毒的な設計をあまりしないのが特徴である。
アンチ・ソーシャルともいえるアプローチにより、FacebookともSnap、Twitterとも違う成長を遂げている。
2020年10〜12月期の売上高は7.1億ドル(前年比76%増)に急伸。営業利益は2.1億ドルのプラスと、上場以来一転して高収益に転じてしまった。
以前もご紹介したように、Pinterestの強みはその設計にある。ユーザーの滞在時間を不必要に伸ばさず、どうやって広告収入を伸ばしているのか。直近の決算報告から、その秘密に迫りたい。
Pinterestの売上成長を直近でドライブしたもの。それは、年末のホリデー需要だ。