ツイキャス運営元の「モイ」が上場へ!その収益モデルを紐解く
ライブ配信プラットフォーム「ツイキャス」運営元のモイ株式会社が3月24日、グロース市場への上場を承認された。上場日は4月27日を予定している。
日本のインターネット産業に親しんだ方なら、「ツイキャス」の名を知らない人は少ないだろう。スマホやSNSの普及が本格化した2010年から開始した老舗サービスだ。
2022年1月期の売上高は65.5億円。この三年間で大きく拡大した一方、想定時価総額は61.9億円。「ライブ配信」という魅力的な領域の割には、かなり抑えられた評価にも思える。
その理由を探るには、その収益モデルについて理解しなくてはならない。今回の記事では、「ツイキャス」誕生からの略史をおさらいした上で、上場後に目指す方向性についても紐解く。