Alphabet 4Q決算:営業利益69%増、クラウド事業への積極投資も続く
ジェフ・ベゾス退任発表の影に隠れたような印象もあるが、Google親会社アルファベットの業績も極めて好調だ。
2020年10〜12月期の売上高は前年比23%増の569億ドル。4〜6月期には大きく減速したが、見事に復調している。
ものすごいのが営業利益の拡大である。同じく10〜12月期の数値は156.5億ドル。営業利益率は27.5%と、ここ5年の実績でも極めて高い水準にある。
一口に右肩上がりとは言っても、Alphabetという事業体の「中身」は大きな変貌を遂げつつある。今回は決算数値やカンファレンスコールの内容をもとに、重要トピックを拾っていこう。
今回、Alphabetのカンファレンスコールに登場したのが、フィリップ・シンドラー(Philipp Schindler)という人物だ。