Facebook 4Q決算:先行き懸念も足元は絶好調、VR新端末のヒットにも注目
Facebookが1月27日、2020年10〜12月期、および通期決算を発表した。
2020年10〜12月期における売上高は前年比33%増の280.7億ドル。営業利益は同じく44%増の127.8億ドルと、これまた物凄い数値だ。
中でも興味深いことに、広告売上「以外」が8.85億ドル(前年比156%増)と急増。Facebook全体から見ればまだまだ小さな割合に過ぎないが、足元の成長は目覚ましい。
いわゆる「GAFAM」の中で、もっとも政府当局から反目されている印象のFacebook。ソーシャルメディアの影響力が高まっている現代だからこそ、問題は大きい。
一方で、直近の業績はこれ以上ないほどに力強い。Facebookが現在どんな状況にあるのか、今後の展望とともに確認していこう。
全世界に33億人の月間アクティブ利用者数(グループ全体)を有するFacebookだが、今でも売上の大半は北米やヨーロッパから上げている。