Xiaomi 3Q決算:スマホ販売が前年比45%増!急転する中華スマホ業界の今
11月24日、中国のスマートフォンメーカー『シャオミ(Xiaomi)』が7〜9月期決算を発表した。
売上高は前年比34.5%増の721.6億元(≒1.1兆円)、営業利益は同じく115.1%増の67.0億元(≒1,062億円)とそれぞれ拡大した。
中国のスマホメーカーは2020年、大きな市場転換に直面している。中でも大きいのがファーウェイに吹いた急な向かい風だ。
当然ながら、これは他の中華系メーカーにとってチャンスでもある。OppoやVivoなどの国内向けに強いメーカーは、それぞれ目標を引き上げた。
中国発でありながら、グローバルで躍進を続けるのがシャオミだ。今回は彼らがどんな事業戦略をしいているのか、決算報告の内容を中心に整理しよう。
今回、シャオミが好決算を出した理由は明確だ。「スマホが売れたから」である。