エニグモ2Q決算:物流解決で加速、ベンチャー出資も駆使しカテゴリ拡大へ
エニグモが9月14日に発表した2020年1月期上期決算は、最終損益が7億8,300万円の黒字だった。売上高は29.6億円(前年比10%増)、営業利益は11.3億円(同0.5%減)という結果だ。
四半期では上のように推移した。2020年2〜4月期(1Q)は売上が前年比マイナスに落ち込んだが、5〜7月期(2Q)は前年比22%増に急伸した。
3か月間の売上高は16億2,100万円、営業利益は6億5,100万円となった。増収増益である。
世界的にCOVID-19影響が拡大する中、エニグモにとってはポジネガ相混じる影響が生じた。巣篭もりで消費者ニーズは拡大しても、現地での買い付けや物流停滞による影響が生じた。
足元ではプラスの影響が拡大した様相だ。危機化でも高収益を維持するエニグモの取り組みについて確認していこう。
エニグモは、海外在住のパーソナルショッパー(出品者)から、海外のブランド品を購入できる通販プラットフォームだ。