「良品計画」決算:価格見直しで客数増、アプリDLは1,600万に到達
「無印良品」を手掛ける良品計画が2020年2月期決算を発表しました。
営業収益は4,387億円(前年比+7.1%)、営業利益は363.8億円(同△18.7%)。増収減益となりました。
営業収益の構成をみると、国内が2,679億円(前年比+8.8%)と牽引。東アジアは1,247億円(同+1.9%)と踏ん張り、欧米事業も286億円(同+16.9%)と拡大しました。
その一方、損益は各地域で軒並み悪化しています。
国内外におけるホームファッション領域の競争激化もあり、このところ良品計画は収益性の低下に苦しんでいました。足元でどんな取り組みを進めているのか、決算報告の内容を整理しましょう。
まずは国内事業の動向です。