「テンセント」4Q決算:中国版Zoomを開始、2か月で1000万DAU
中国のインターネット企業「Tencent Holdings」が4Q決算を発表しました。
4Qの売上高は1,058億元(≒1.6兆円)。2019年の前半は少し成長率が下がっていましたが、再び加速しています。
営業利益は286億元(≒4,388億円)に達し、同じく+65%の拡大。前年の減益から盛り返し、営業利益率は27%に上昇しました。
売上構成をみると、一番伸びているのは「フィンテック&ビジネスサービス」。売上高は299億元(≒4,588億円)となり、急拡大が続いています。
その他の部門も拡大を続けていますが、興味深いのは「ゲーム課金」が再成長していること。売上は303億元(≒4,649億円)。
市況が不透明になる中で事業を推進するテンセントHD。足元がどのような状況にあるのか、決算報告の内容を整理してみたいと思います。
まず確認したいのは、テンセントにとって大きな土台でありSNSユーザー数の動向です。