サブスク経済の提唱者「Zuora」決算:成長鈍化もパートナーシップ強化
企業向けにサブスクリプション導入を支援するZuoraが4Q決算を発表しました。
四半期売上の推移をみると、直近では0.7億ドルという水準。2018年の上場時は高成長が魅力のSaaS代表格でしたが、成長率はどんどん鈍化しています。
その一方で、営業損失は2,440万ドル。売上に対して△32.3%と、大幅な赤字が続いています。
サブスク経済の旗手として注目されたZuoraですが、業績を一見したところ、あまり良い状況には見えません。足元の状況がどうなっているのか、決算報告の内容を整理してみましょう。
Zuoraの事業をざっくり表現すると、企業向けに「定期課金(サブスクリプション)」導入のためのソリューションを提供すること、その成功を支援することです。