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2020年11月27日(金) 新規登録
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おはようございます。 三井不動産が東京ドームにTOB(株式公開買付)を行う方針であると各紙が報じました。

単独買収ではなく、他の出資者との共同買収になる可能性もあるとのこと。東京ドームの時価総額は昨日時点で860億円ほど。1,000億円規模の買収になる見通しです。

東京ドームは香港のファンドで大株主の『オアシス』との間で対立、取締役3人の解任などを要求されていました。そこにホワイトナイトとして登場したのが三井不動産というわけです。

Tiktokの米事業、売却期限が延長

Shutterstock

短尺動画アプリ『Tiktok』を保有する中国のバイトダンスは、米国事業を売却する期限について当局から延長を許可された。

延長されるのは「1週間」。次の金曜日、12月4日に期限切れとなる。

CFIUS(対米外国投資委員会)が延長を許したのは二回目だ。前回は15日間の延長だった。

今月バイトダンスは、Tiktokの米国事業についてオラクル、ウォルマート、バイトダンスの米国投資家などが保有する新会社に譲渡する提案書を提出。

認められたのは、Tiktokの新会社を米国企業であるオラクルの監視下におき、アメリカ人のユーザー情報を守るという座組みである。

調整が難航しているのは、新会社に対するバイトダンス側の関与。大統領令では売却期限の延長を最大で30日としており、最終期限は12月12日となる。

Tiktokの米国ユーザー数

Tiktokの米国ユーザー数。2月時点の予想なので、実際の数値はこれを上振れし、その後急ブレーキがかかった

長引く交渉

振り返れば、騒動が始まったのは1年前。2019年12月、米国海軍が軍用端末からTiktokを削除するよう通達したのが最初だ。

2020年、新型コロナ流行もあってTiktokは爆発的に成長。累計ダウンロードは数は5月時点で米国だけで1.65億に達した。

事態が動き始めたのは7月。Tiktok側は米国での雇用を強化するなど回避を図ったが、月末にはトランプ大統領が米国内の使用を翌日にも禁止すると発言。

8月14日にはTiktokの米国事業を90日以内に売却することを求めた。9月20日にはダウンロードを禁止にする方針が発表。

その後、オラクルやウォルマートとの提携案が持ち上がったことで禁止は延期され、今でも交渉が続いているわけだ。

言うまでもなく、米国事業の分断はバイトダンスにとって痛手だ。大きな米国市場を失うだけでなく、巨大なインフルエンサー集団を「分割」されることにもなる。

果たして売却後、米国とそれ以外の市場はどう関わるのか。Snapのような競合には大チャンスだ。残り少ない時間で事態がどう決着するか注視したい。

激安ECの裏側

Strainer

とにかく安いショッピングアプリ「Wish」。Facebook広告などでご覧になったことがある方もいだろう。

このWishの運営元であるContextLogic、なんとNASDAQへと新規上場予定。月間アクティブユーザー数は1.1億人にものぼる。

怪しい激安ECと思いきや、創業者は元Googleのエンジニア出身起業家。彼がわざわざ激安ECに参入したのには、少年時代の原体験があるという。

「安さ」が商売における大きな武器になるのは事実だ。そしてこの『Wish』、意外なことにECプラットフォームとしての収益性は悪くない。(まだ赤字ではあるが)

その驚きのビジネスモデルについて先日の記事でご紹介したので、まだ見てない方は是非チェックしていただきたい。

Salesforce、Slack買収に向け協議中

Shutterstock

昨日ウォールストリート・ジャーナルが報じたところによると、クラウドサービス大手のセールスフォースが「Slack」の買収に向けて協議中だという。

Slackはスタートアップなどに絶大な人気を誇るビジネスチャットアプリ。近年は大企業向けの拡販に注力しているが、マイクロソフト『Teams』が強力なライバルとなり、市場からの評価が低迷していた。

買収が成立すれば、セールスフォースにとっても最大の買収となる。報道を受けてSlackの時価総額は230億ドル規模に高騰。

交渉は進展しているというが、実際に合意に達するかはまだ分からない。

Slack

マイクロソフトと直接対決へ?

セールスフォースはクラウド時代を代表するIT企業であり、SaaSのパイオニアとして類を見ない成長を続けてきた。

近年はM&Aにも積極的で、2019年にはデータ視覚化SaaSのタブローを買収。金額は153億ドルで、取引はすべて株式によって行われた。

SaaS同士の買収は、そもそも実現性が高い。両者とも多くの企業が必要としうる汎用的なツールであり、互いの顧客にクロスセルするといった協業は自然である。

一方、クラウドソフトウェアの圧倒的トップに君臨するのがマイクロソフトだ。セールスフォースが大きくなるほど、直接対決に至るのは時間の問題とも言える。

Slackの買収が実現すれば、両者は本格的な競争関係へと突入する。過去にはLinkedInの買収でマイクロソフトが競り勝ったという因縁もある。

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